9.2.25

子供の言葉と大人の言葉(子どもとめぐることばの世界 感想)

 例の本紹介を見てよんだ本。

子どもとめぐることばの世界


読みたい本が無いのでランダムに出てくる本を適当に読むのがsgdnには向いている。


子供が言葉を覚える過程に関する本。


大人が言葉を覚えるときは、母国語を基準に訳を当てはめていく。
だが子供には基準になる言語がない

子供は言語の習得が早い気もするが、何度も間違って少しずつ身につけている?


この本で主に言及しているところは、動作と対象の分化

大人は「投げる」という言葉をボール以外にも当てはめられるが、
子供は「投げる」という言葉はボールにしか結びつかない
「投げる」の意味は「ボールを投げる」であって、ボールから離すことが出来ない。

「車」という言葉は「乗りこむ」を意味しているので、
大人がミニカーに「車だよ」というと「乗り込め」という意味と誤解する。
だから子供はミニカーに乗り込もうとする。

みたいな話。



犬は名前を認識してないという話もあるが。
例えば犬の名前がポチとして、飼い主が「ポチ」と呼ぶと犬は来る。
しかし、犬は自分の名前を認識しているのではなく、
「ここに来い」という動作(命令)として理解している。という説を見たことがある。

目的語を取るのが難しいのだ。



モノを覚えるのは難しい。
動作を先に覚える。
という気になるような本だった。



読んでおいてsgdnは子育てする予定はないので意味はない。


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