岩田 洋季
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高峰 自由
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こちら2作品の感想。
ミニチュア緒花は毒がある。
温厚な生徒の多い学校で、協調性がないという理由で入れられたのは協調性獲得部。
通称「きょうがく部」の実態は変人を集めた隔離施設だった。
不本意ながらに部室に行くと出会う女の子に恋をしてアタックをしまくる、
というのがミニチュア緒花は毒がある。の大雑把な導入。
恋をした相手は通称ミニチュア毒花と呼ばれる(悪い意味で)有名な、毒嶋緒花。
恋をした主人公はどんな毒舌を受けても、緒花の照れた顔を見たいがために不屈に褒め続ける。照れた緒花が可愛い。ひたすらかわいい。だが、ミニチュア成分はあまりないのは残念。
想いの毒は自らを蝕ばむ。ただ毒を吐き続けるのではないというところが良かった。
災害と呼ばれる、登場人物に共通して影響を与えた過去の事件は、ここまで引き伸ばした割にわりとあっけなかったような…と思ってしまう。
その他部員の体力馬鹿や潔癖症のバランスは良かった気がする。
友達契約はうまい設定だと思った。これは契約だから仕方がない。決して緒花をいじめて可愛い顔が見たいわけではない。
見るからに黒幕っぽいやつが黒幕だったが、黒幕も特定のルールに従ってるだけで、「まあいいや」みたいな雰囲気なのは良かった。恨むだけ無駄な相手だ。
1巻なので、一通りの終わりを作らないと行けないので仕方がないが、緒花が可愛いだけの作品がほしいと思ってしまった。オチなどなくて良い。ファンディスクのショートストーリみたいな…
最後まで主人公を打ち負かそうとするが、失敗して結局照れる緒花。それが見られて良い作品だった。
俺の青春に、ゲームなど不要!
ゲーマを卒業したが、過去の実況動画がクラスメイトにバレてしまう。クラスメイトはゲームをしたことのない優等生の女の子。
女の子は主人公に、ゲームのことを教えてほしいと頼む、という話。
導入はこんな感じだが、ゲームをしていた頃の主人公に戻って欲しい勢により、
学校のコンピュータ部に入れられ一緒にゲームをすることに。ってこれ確実にどっかで見たやつだ。
ゲーム内の対戦の描画が厚い(アツくない)ので、たぶんゲームの描画するのが好きなんだな…という感じがしたが。
黒幕も無事改心させ終了。
一応、ヒロインの女の子のことがストーキング女がいたが。別に回収しなくていいだろ…みたいな感じはする。
申し訳ないが続きは期待していない。
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