TOKYOTOON (2020-02-28)
売り上げランキング: 120
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のらととの「はと」氏がシナリオ、キャラデザが大空氏…
ってそのままノラととだが、HARUKAZEではなくTOKYOTOON名義の作品。
同時期のぬるぺたもTOKYOTOON名義だ。
作品はサウンドノベル…
と言ってもほぼ一本道。
今までのはと氏作品を知っていれば楽しいだろうが、
初見で入ったらとても評価低そう。
公式サイトを見ると、普通の立ち絵とカートゥーン調の入り交ざった作品となっている。
いろんなインタビュでテンポについて語られているが(ねとらぼ、ign)、
飽きの来ないスピード感を感じる作品。
そのためのカートゥーン調だった。
文字情報?視覚情報?
言うなれば映像情報はテキストより早い。ノベルゲーはついつい文章で説明したがる。文章が長くなる。読むのがだるくなる。
しかしこの作品は違う。予算をかけて映像化する。力場を使えば、文章だと面倒なことも表現できる。
この文章と映像の使い分けは上手い。
だからといって文章も冗長にならない。
文章も加速している。
「文学ではない」と言う人もいるかも知れないが、それは仕方がない。文学を求める作品ではないだろう。
立ち絵も少ない。CGにしている。
「CGばかりで立ち絵ほぼ無いだろ」ってぐらい立ち絵が少ない。
なぜなら立ち絵パターンよりもCGの方が説明が早いから。
e-emoteやLive2dのように、立ち絵でアクションを付ける作品もある。
そんな面倒なことはしない。CGを出すんだ。そして文章を減らせ。
という作品だった。
プレイ時間
その結果、プレイ時間はかなり短い。多分6時間ぐらいで終わる。
でも情報量がすごい。映像とCGばかりだからだ。
もはやサウンドノベルではない。
サウンドノベルという土台で視覚情報を最大限利用した作品だ。
物語感想
いつも通りギャグ…にスピード感が追加されてこの部分はかなり楽しい。全体的なストーリはノラととの胸糞悪いシナリオを胸糞悪くならないように整えた、
痛みもあるし希望もある話だった。
「おもしろー」と、なってる間に終わってしまうので、プレイ時間は短く感じてしまう。
しかし情報量は他作品を遥かに凌ぐ。
この辺の評価され方は残念に感じる。
どれだけ映像に予算を割いても評価はされない。
値段
日本では7000円↑で売られているが、アメリカでは2000円↓。さんざん「おま値」と言われているが、露骨すぎる。
日本の価格もう少しマシにならないかと思う。
買うならそれぐらいの値段になってから、もしくは鍵屋で買う方が早い。
おまけ
ノラととに続き、茶番付きラジオが始まっている。おすすめ。
金髪碧眼アホキャラ、とても好きなので出番もっとほしい。十分活躍したけど。
ノラとと2では石上静香さん。
今作では内山夕実さんに注目いただきたい。
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