11.1.18

僕も知らないラブコメ(僕の知らないラブコメ 感想)

僕の知らないラブコメ (MF文庫J)
樫本 燕
KADOKAWA (2017-11-25)
売り上げランキング: 85,148


こちらの感想。







タイトルに惹かれて購入。
イラストはぴょん吉さん。知らない人ですね。ええ、知りません。何描いてる人なんですか




あらすじ


いろいろな面倒ごとから逃げ出したい主人公が、逃げ出す能力を手に入れた。
その能力とは、「飛べよおおおおおおおお」と思えば、記憶が飛ぶ。トラブルは解決されている。
飛んでいる時間は選べないし、どのような解決方法をしたかは覚えていない。記憶がない間にいつの間にか彼女が出来ていた。トラブルの度に能力に頼っていたが、ついに能力が使えなくなってしまった!
というもの。

一応、公式のあらすじは…


みんなは近いうちに逃げ出したくなるような嫌なことってある?あるよね、きっと。明日になっちゃえばいいのにって思うようなそんな時。僕、芦屋優太はそんな時間を早送りできる能力を手に入れたんだ。これでもう勉強や揉め事、全ての嫌な時間から逃げることができる。やったね!そうして早送りしながら日々を過ごしてたら知らないうちに彼女が出来ていた!しかも相手はあのクラスの問題児、柳戸希美だって?僕は怯えながらも付き合い始めたんだけど、意外にも柳戸はとても優しくて、そしてとても可愛くて…。どうして柳戸はこんな僕のことを好きになってくれたんだ…?え、このラブコメ、僕だけ知らないの?

である。



感想


内容は、まあ。とくに何か感動するポイントは無いけれど。小悪魔後輩をもっと欲しかったけど。能力は解決してしまったし続きはない(事を願っている)けれど。



好きなのはあとがき。
作者「ラブコメだ」
編集「ラブコメか?」
作者「そういえばラブコメって知らない。資料集めよう」

みたいなことが書かれているけれど、大抵の読者も「ラブコメった」ことはないので、ラブコメについて知らないだろう。俺も知らん。

作者も読者も主人公もラブコメについて知らない!という状況が面白かった。




後書きに全振りしてる作品もあるが、予期せず面白い後書きに出会えてよかった、ということで今回記事にした。




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