16.6.18

使いづらいのでnasneをやめた。TV録画視聴環境

nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)
nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント (2016-12-08)
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ナスネとは。
内蔵したHDDにテレビを録画する装置。
家の外でスマホ視聴もできるようになる。NASみたいにファイルを置くことはできなくもない。


旧製品はトルネ。
nasneでもトルネアプリ(プレステ3・4・VITA・Android)で視聴できる。

プレステが無しの単独で利用できるようにしたのがnasune。(トルネ端末はプレステ3に接続しないと使えなかった)
かつては500GBモデルもあったが現在は1TBのみ。値段は2万円ほど。



だが、nasne不便すぎる。故障をきっかけに乗り換え。




移行先はこちら。1.1万円ほど。以下比較。

基本的にnasneよりピクセラのほうがいい、という記事。









値段


まず見るべきは値段。

本体

nasneは2万円だがピクセラは1.1万円である。だが、ピクセラにはHDDがついていない。
HDDは9千円もしないがんばって高いのを買えば同等の値段になる。(ちなみに対応しているHDDは2TBまでだ。)


仮に値段が同じだとしても、nasneに搭載されているのは2.5インチHDDである。
3.5インチのHDDと比べると故障しやすくて困る。
nasneのHDDは故障しやすい上に、故障したらソニーのサポートを通して工場に送る必要がある。
また、自力でのHDD交換は不可能(専用パーティションにデータが必要なので、故障前にデータを取っていればできなくもない)



アプリ

nasneは視聴アプリをそれぞれ購入する必要がある。

PC版はかなり便利だが3000円と他のものに比べて予想外に高い。

ピクセラは無料である。(Android / PC)





アプリの挙動

nasneアプリはとにかく動作が不安定

アップデートを行うたびに動かなくなるが不具合告知は行わない
アップデート時に「〇〇の不具合を修正しました」というが修正されていない


グラボのアプデに巻き込まれて動かなくなるのはまだ許せるが、OSのアプデで毎回動かなくなる
AndroidもWindowsも半年前に動作確認版公開してるのに金とったあと後のサポートは行わないのがSonyの方針なのだろう。


Android版 nasneアプリ

プレステ版のデザインに合わせたのだろうが、デザイン重視でボタンが小さい。メニューも分かりづらい。
アプリの終了をしようとしてもなかなか終了できない。初期メニューで「戻る」を押して「終了しますか?」に「はい」と答えなければならない。Sonyにとって操作性は二の次だ。
Homeボタンを押してもずっと通知バーに残り続けて終了しない。Androidのメモリ管理を理解していない人が作っているんだろう。動作が不安定なのも頷ける

トップ画面で戻るボタンを押したら「もう一度戻るを押すと終了します」って動作にできなかったのか。


Windows版 nasneアプリ

起動直後に毎回全データを取得し直すので、起動時によく固まる(nasne本体が)。番組検索の時も取得し直して固まる(起動時のデータ再利用しない)。

起動画面に、未読録画、現在放送中の番組、検索結果、話題の番組
全部取得し直すのだが。止まるんだったらやめとけよ…。ヤホーでも目指してるのか?



ピクセラアプリ

一方ピクセラ版は軽量にできている。動きも問題ない。
nasneと違い、起動時に「自宅・外出先」と画質を選ぶことになる。パケット余ってる人は手間だが、節約したいひとには嬉しい。
nasneと違い、ピクセラ版のPCアプリは外出時視聴ができる


コンセプトの違いだが、ピクセラは「テレビ視聴」をメインに押し出しているので検索機能はnasneほど便利ではない。それでもテレビについてる番組検索よりは有能。

Windows版の検索はここにある。右からのメニュで良かった気もするが。

Android版はバージョン2が開発中。説明にはβ版と書いてあるが、タイトルにはβと書いてない。説明を読めない人が「使えない」と文句を言う場所になっている。

ピクセラアプリはnasneアプリのようなエンタメ機能が付いてない。というかエンタメ機能は必要ない。こっちはシンプルにテレビと録画番組を見たいだけだ。



設置

単体の設置はさほど違いはない。電源入れてTVケーブルを挿すだけだ。
nasneはTVケーブルのoutもあるので、現在のケーブルの間に中継で挟める。
ピクセラ版は追加するなら、分配器が必要になるが…ピクセラはチューナとして作られているし、TV捨ててPCで見る人TVにSTBから出力する人にはピクセラのほうが便利だろう。

nasneは、NASとして利用するためかIP設定がある。NASとして使う人いないからどうでも良い機能だ。


nasneは追加HDDをセットすることができるが、問題点がある。
外付けHDDはfat32でフォーマットしてから刺さなければならない
今どきのHDDって買ったときはNTFSなんだが…fat32とか古すぎて専用ソフトが必要なレベル。自力でフォーマットできるようにしておいてくれ。

nasneは外部HDD-内部HDDのデータの移行ができない。録画時にどちらに保存するかを選べるが、その後は動かすことはできないので注意が必要。

nasneは単一のチャンネルにしか合わせられない。そのため、録画中はその番組しか視聴できない。
ピクセラ版は録画と視聴は別チャンネルにできる。いわゆる裏録が可能。

初期設定でチャンネル登録に時間がかかる…と表示はされるが、終了して放置して良い。というか実際には終わっている



その他


どうでもいいがスクショについて。
nasneもピクセラもスクリーンショットは禁止されている。しかし禁止方法が違う。
nasneはスクショ自体が撮れなくなる。せっかくながら見して、作業の方のスクショ撮ろうとしてもできなくしている。
一方、ピクセラは映像部分だけ黒塗りされるが、スクショは撮ることができる。ながら見するのをちゃんと考えている。


モニタへの対応も違う。
nasneはHDCP非対応のモニタが繋がってると使うことはできないが、ピクセラ版は解決を行っているので使用可能ピクセラ版はsurfaceの外部モニタで利用可能になる


ピクセラアプリの悪いところは、CMスキップや倍速再生がない。だが、nasneには機能がついているがうまく作動するとは言っていない。倍速機能つけておいて、シークでフレーム飛び飛びになるのは何がしたいのだろうか(決してPCスペックやLANケーブル・ルータの原因ではない)










おわりに、
ピクセラ版はXitというブランド名に移行しつつあり、XIT-AIR100Wが次世代の製品になる。
が、スペックは全く現行と同じである(新アプリへの対応は違うかもしれないが)




おまけ











ガラポンTVや、SlingBoxのようなキャプチャしてどこでも見られるようにする機器もある。
チャンネルを合わせないといけないので、家にいる人が他のチャンネルに変えてしまうと使えないことが有るが。


できるならTS抜きが一番楽だろう。

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