9.7.18

Summer Pocket感想

Summer Pockets 初回限定版
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Key最新作。

Key作品というと内容よりも「Keyらしいか、Keyらしくないか」って話ばかりされる気がする。
Rewriteの時もそうだけど、「Keyらしいか」と「麻枝らしいか」を取り違えてる人が多い気がする。

Rewriteの時も思ったが、SummerPocketもちゃんとKeyらしい作品だ、そう感じた。






ネタバレ無し感想。


内容が薄い
テキスト量を増やしてほしいという意味ではなく、単純に薄い気がした。

sgdnは無駄に長い文章を読むのが嫌い。無駄に長くても書きたいだけの自己満足かよって思うので、分量はこれぐらいで良いのだが。
「内容が薄い文章が長くて、内容の濃い文章が短い」みたいな感じだった。
例えるなら共通パートばかりで個別ルートが短い

圧倒的にイチャイチャが足りなすぎて「これってギャルゲか?」と思ってしまう。
制作側にそういう意図があったなら正解なのだろうが。


Key作品だが全員にやっておけと言うことはできない。


以下、個別ルートとかネタバレ話。


























ここからネタバレ




(一応の)ルートは表紙絵の4人。
全ルート、ヒロイン単体のルートというよりはヒロイン+サブの2人で合計3人で話が進みがちなので、イチャイチャ感が少なくて残念だった。
(不健康な思考だが)2人でどうにかするしか無い!みたいにならないので、ヒロインに対して踏み込もうと思えなかった

そして付き合ってからの話が薄すぎる。
読んだ印象が「付き合って終わり」になってしまった。
「付き合ってる状態でトラブルがあって解決する」ではなく「付き合ってない状態でトラブルを解決する」だと関係が離れてるのを見るだけだった。

なつ姉のルートとか、ラムネの七海ルートみたいに無力感が欲しかった。気力を取り戻すイベントを入れていいから、強烈な無力感に襲われるのが弱すぎる。そして七海みたいにご都合主義で良いからなつ姉を起こしてほしい。



そして「おにーちゃん」ルート。
個別イベントは別に良い。sgdnもスカートがめくりたい。
水への恐怖に打ち勝つ決闘や、神輿から脱出がしろはルートのキャラを変えた焼き直しなだけ。運命は簡単に変わらないにしても「またかー」と思ってしまうのでがっかり。

というか、おにーちゃんルートってclannadの風子焼き直しみたいな感じがどうしても。風子のお願いを聞いて最後に風子を忘れかけて…となる。
それを行ってしまうと、本人の代わりに人形が恋をする話もどこかで聞いたし(どこだっけ?D.Cじゃなくて何かなかったっけ?)、
実はもう居ない人と交流して、居ないと気づくと消えてしまうが代わりに目的を果たすのもどこかで見るし、
似た話があるとどうしても「比べてどっちが面白いか」になってしまうのが難点。


最終エンドは、また最後の方だけよく喋るはなざーさんだ…というのはさておき。
全然使命感に燃えてない。最後だけ繕っておけば良いような感じでがっかりだった。


蝶々あつめしてるのはなつ姉だけで、他のルートは「この島は願いの叶う場所」みたいな扱いで、「各ルートのおかげでこの最終につながる」感覚がない。バラバラの話のようだった。
バラバラの話にするんだったらクリアごとに状況が変わる要素入れないほうが良くない?

ギャグセンスはよかったが。何だよ四天王って



sgdnの感情がただ鈍くなっただけかもしれないがやってもやらなくても変わらないなぁ…と思ってしまった。




最終まで行ったら、「たかはらさん」でしろはを1周しておさらい。それで終わりだろう。

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