21.12.18

EX-ICとVIEWカードは本当に安いのか問題



EX-IC。通称エクスプレスカード。
かつては東海道新幹線のネット予約唯一の方法だった。


そしてVIEWカード。
これはスイカのオートリロードのための唯一の存在だった。


それぞれ専用のクレカを作ると利用できたり、安くなったり…
と宣伝してるが、別の方法のほうが結局安いのではないか?

と思うに当たり。
今回それらを解約に当たりメモ。






EX-IC

EX-ICを使う方法は3種類。
専用クレカの必要なOfficial-EX、持っているクレカを決済カードにできるEX-Plus、無料で利用できるスマートEX。

Official-EX

専用のクレカ(年会費1000円)を使うと利用可能。京都エクスプレスだけ2000円だが。

  1. JR東海エクスプレス・カード 
  2. 「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード(年会費2000円)
  3. J-Westカード
ポイント消費でグリーン車に変更できる。
結局専用のEX-ICカードを持ち歩く必要がある。

「ex-ic」の画像検索結果

EX-Puls

かつて、年会費500円で提供していた時はOfficial-EXより割引が少なかった。
現在は年会費が1000円に値上げして、割引率がOfficial-EXと同等に。

「カードを増やしたくない人に…」と謳ってはいるが、結局Official-EXと同様にEX-ICカードを持ち歩かなければならない
独自のクレカに契約するわけではないので、グリーン車に変更できるポイントはつかない



スマートEX

新サービス。スマートEX開始に伴い、EX-Plusの年会費が500円から1000円に上がった。

現在手持ちのスイカ・AndroidをEX-ICカード代わりに利用できる。持ち運ぶカードが増えなくて良い。
年会費は無料だが、割引率は年会費がかかるものより悪い


比較


東京-新大阪間の指定席料金は
スマートEX 14050
EX-IC 13370

差は680円。往復なら1360円だ。
だが、EX-ICは年会費1080円かかるのに加え、メイン使いのクレカポイントが貯まる。

EX-ICカードを持ち運ばなければならないという手間を考えると、年2往復で1500円ほど得するかも…程度だ。
契約するだけ手間ということで解約。スマートEXに切り替えた。

元々年1往復程度だったのでこの判断だが、年5往復したりするなら十分使っていけるのではないだろうか。





VIEWカードとモバイルスイカ

追記
1月16日にモバイルスイカの無料化が発表された(適応は2020年2月末から)。
そのため、Viewカードを作る/Viewポイントをためる利点はなくなり、メインで使っているカードにポイントを纏めたほうが良い。
以下の文は過去の遺物となるが残しておく。








………







定期券を利用+オートリロード+カードの枚数を増やさない
と考えると

  1. 公式の年会費500円
  2. 年会費0円(リボ払い専用)
  3. 年会費1000円(ルミネ)
しか存在しない。
JREカードは店頭支払いでポイント還元率を上げる代わりに割引がないので今回は無視する。



別にカードが増えてもいい人は、ただのスイカにビックスイカをリンクさせれば良い。


そして新たに登場したのがモバイルスイカ。
Androidから手動でチャージできるので、オートリロードにこだわる必要がなくなった。
しかし、定期券機能を使うには1000円必要
最高に頭の悪い方針だ。
なお、Viewカードで登録すれば無料である。

年会費0円のリボ払いViewカードは支払額は月3万が限度
東京-新宿間の6ヶ月定期がギリギリ3万を超えないので、その程度の人専用と言える。
3万を超える場合は年間の手数料が500円を超えるので、素直にリボ払いではなく年会費500円を選んだほうが良い







さて、問題はViewカードに500円を払うか、モバイルスイカ代1000円を払うかだ。
Viewカードのポイントも、手持ちのクレカのポイントも還元率が同じだと仮定する。

Viewカードは明細をWeb発行にすれば年間600ポイント貯まる(利用しなかった場合はポイントは貰えない)

1ポイント1円換算して600円となっている。

しかし、一番のポイント還元はルミネ商品券で、
ポイント3600→4000円(0.9倍)
ポイント5200→6000円(0.866倍)
と、商品券に交換したほうが良いが、そんな大きいポイントはめったにたまらない。

今まではVIEWのアカウントで完結したが、新たにJREポイントサイトができた為そちらに登録・連携・決済をする必要がある。とにかく手間。



AndroidPayは複数対応しており、あえてスイカを使う必要もない。
もっと有用な電子マネーがあるからだ。
そうすると、定期券のためにviewカードを契約しても毎月オートリロードが発生せず、年会費分だけ損する可能性がある。


手間を払って得した気分になるか、
1000円払ってメインのクレカに集中させ、真の利益を得るかは人次第だろう。

JREのわけわからんポイントサイトに登録してポイント管理する手間考えると、メインクレカを使ってモバイルスイカに1000円払ったほうが有意義な手数料に見える。
6ヶ月定期を買っていれば、それだけで1000円以上戻ってくるので十分だろう。













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