田舎暮らしに殺されない法 、この本自体にはもともと興味は無かった。
内容も、割と普通だ。
田舎に生まれ、東京で生活し田舎に戻った著者のただの感想。
内容はなんてことはない。
ただ、レビューがひどい。荒れている。
荒れる理由は簡単。田舎者は自分の生活を良いものと信じなければならない。
そりゃそうだ。
この本は田舎者だから言える田舎の悪いところが書いてある。
上京しなかった者は、上京しなくて正解と思いたい。それを真っ向から否定される。
そうしなければ上京した人を羨むだけの人生になってしまう。
現在田舎に残っているのは上京する能力のなかったものだ。
上京できなかった田舎者にとって
田舎の否定=自分の否定
となる。
氏は田舎の悪いところを順番に例を挙げているが、
対象は田舎に帰ろうとする人だ。
田舎に生まれ、東京に出て老後をゆっくりと田舎で過ごす。
こういう夢が語られる。
だが、一度上京してしまうと田舎への道は修羅だ。
中でも住居の用意。一番金がかかる部分は重要。
土地や家を売りつけられるが、買ってはいけない。
なぜならその土地は使い物にならないからだ。
使える土地ならとうの昔に開発されている。
売られるのは危険度が高いから使われてこなかった土地だ。
田舎が発展しなかったのは、それだけの土地が無かったからだ。
人の住める場所・数が限られているから田舎だ。
今いる住民より多くを支えることはできない。
今ある住宅の他の土地は危険。
ただそれだけだ。
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