30.5.18

変態王子と笑わない猫。12を読んだ。大半は関係ない感想。

変態王子と笑わない猫。12 (MF文庫J)
さがら総
KADOKAWA (2018-03-24)
売り上げランキング: 27,746

こちら。


あらすじは
「わたしと、ピクニックの仲間を集めに行きましょう」…一本杉の丘で再び出会ったぼくと月子ちゃんは、手を繋いで歩き出す。大切な人を、かけがえのない思い出を、きっと取り戻すために。横寺くんノート(著&脚色・筒隠月子)に基づき、ゲーセンで遊んだり勉強会をしたり、いちゃいちゃアニマルタイムを繰り広げたり、昔懐かしいイベントに奮闘するのだけれど―大人気爽やか系変態青春ラブコメ第12弾!何もかもが変わってしまった新世界で、それでも変わらない何かを探す最後の旅路が、今始まる―。

ほうほう、最後の旅路が始まるのか…じゃああと2巻ぐらいだな。

と思って読み始め、気づいたら終わっていた
だって「ここに完結」みたいに書かれなかったら最終巻じゃないと思うじゃん。
表紙に全員集合で最終巻アピールしてるんだから気づけと言う話だが。





この記事読んでるってことは11巻まで読んでるだろうし、ラスト1巻を読むか悩んでるなら読めば良いと言える。

とはいえ…
ピークはやはりアニメだったかな、と思ってしまう。


神に願い、神に歯向かい、神のいない世界で。
望んだものは初めから近くにあった。


何となく青い鳥のようなあれだが。
願いがテーマの作品として正しく終われたのだろう。


とはいえ、「あ」の人がどうしても不憫だと感じてしまう。
「つ」の人がメインヒロインで、「あ」はサブヒロインだってわかってるが。
アニメも「あ」の人が好きだったし。


刊行ペースは11-12が2年空いてしまったが、それ以外は1年に1巻は出していてきちんと終わってよかったと思える。

別シリーズ書いてる場合じゃない
とはいえ、別シリーズに読者を移行させようとして刊行停止させるヤツに比べればよっぽどマシである。






だいたい同時期にアニメ化した原作ラノベ作品。徐々に完結を迎えつつある。
筆者が原作・アニメ追っていた作品は少ない。ついでにそれらの感想をあわせて書くと…



  • 俺修羅:大丈夫か終わらせられるのか短編集出してる場合じゃないし別シリーズに村田ミヒャエル大五郎出してる場合じゃないぞ
  • 俺ガイル:多分あと1巻ぐらい、11-12巻でダイブ時間が空いてしまったが大丈夫か?頼むぞ
  • のうりん:すごい良いところで小学生が最高な話すごい出してるけどどっちも面白い。でものうりんのことも忘れないでくださいお願いします。
  • 甘ブリ:もう少し続きそうな雰囲気もあるけどどうするの?刊行ペース的にもう続かない気がする。面白くて続きは気になっていたが期待していない。フルパニに注力してればいいんじゃない?
  • 機巧少女:無事に終わってよかった。それだけだ。アニメは微妙な感じあったが。変猫同様にアニメ化の範囲間違ってる気がする。
  • 冴えカノ:ちゃんと完結させたやつ。さすが。さすがですよ丸戸先生。「なんて悲しいシナリオを書くんだ」と散々感想を書いたが(丸戸氏が嫌いなわけではありません)。ゲームのライタみたいに連載ではなく1つのパケで出したことのある人のほうが信用したほうが良いのだろうか。







今どきblogに感想書く人も減った印象。
いや、前から人数はそんなに変わらないかもしれない。twitterなどにちょこちょこ書く事にした人もいるかもしれない。

それにしても年齢制限のついてるPCゲーム(以下ERG)の感想って面白くないですか?
ERGをやる人はセンスがあるのか、感想を書く程の情熱があるからセンスが光るのか?正解は知らないがそのセンスは羨ましい。


作品に関連する神話や哲学話も書いてくれるが、何故そこまで博識なのか。
決してERGだけが好きではなく、様々な興味の一つにERGが含まれているだけなのだろう。
(知識を披露してほしいのではなく、ただ感想を読むのは面白いという話)




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