最近流行りのHSP。胡散臭さがはびこる。
HSPがエセ医療かどうかはともかく、この本は本当にしょうもなかった。
すごい。本当にすごい。
自分が駄目人間な理由をHSPに擦り付けているだけ。責任転嫁する人ってこんな事考えてるよねというのを知るための本。
内容はHSPに関することとは程遠い。ほぼ自分語りの日記だ。目次だけ見て多くの人は見るのを辞めるだろう。それが正解だ。
HSPが医学的に認められているわけではないが、そこは置いといて。
だからといって医者に言われたわけではなく自称HSPというだけ。
だが、よくよく考えてみればこれはゴーストライタ本だ。
かつてチーズ、バターが出たときにどちらが良い本で語られたように、
便乗本は実在しない人物が書いていると自分の本をメタ的に指摘していたが。
この本も便乗した、非実在系著者による日記。
HSPかと悩んでいる人を本気で馬鹿にしに行く本だ。
本の中で「ツイッタランドで~」という話をしているが、アカウントは本の為に作られたもの。noteも同様。
利用期間や投稿数で非実在人物だとバレそうなものだが、
HSPに責任転嫁したいだけの人は疑わない。むしろ歓迎する。
最後まで読むと「そうだね、自分かわいいね」と、呆れた感情に支配される。
呆れたいときに読むのがおすすめ
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