8.12.24

そこにある幸せに気づくまで (キミのとなりで恋してる! 感想)

 今更感想、というよりはもう一回見たくて二周目。

本編とFDが出ている。

本編    FD

  


本編+ファンディスクのセットも出ている。

合わせて1作品みたいなところがあるので、FDを含めてやるのをすすめる。
言うならば本編と呼んでいるのは前編FDと呼んでるのは後編

テキスト量はそこまで多くなく…
合わせて1作品の文書量と言っても大丈夫なはず。
値段は…今なら合わせて1本文の値段にきっと収まる?


舞台は北海道らしい。
学校名が恵苫、苫の文字を入れてるからあのへん?
湖があるあたり?


妹へ、愛を込めて

妹が良い

これは妹のための話だ。
ちなみに妹ルートはない
妹のシーンはない
妹は実妹だ。

だが良い。そこが良い。


登場人物

ヒロインは3人いる。

だが、正史は幼馴染(静)のルート。
サブシナリオもこのルートだった前提で描かれる

他の2人のシナリオは…まあいいや。
ちなみにsgdnは幼馴染(やかま)がメインヒロインだと思ってた。


どうして二周目をしようと思ったのか?
妹のことをもう一度見たかったからだ。

妹は兄(主人公)が好き

その理由を「妹は自分の顔が一番可愛いくて好き→自分の顔と良く似た主人公(兄)も好き」ということにしていた。
だがメインヒロインルートでは、兄に恋していたと気づく

兄(主人公)も妹が好き

主人公は陸上(長距離)をやっていた。
両親が突然亡くなり、妹が寂しがるので陸上を辞める。

妹が怪我をした知らせをきいて(実際には槍が跳ねて怪我してない)、
全速力で妹のもとに駆けつけるくらい。

妹の葛藤

妹はずっと、自分のせいで主人公が陸上を辞めたのを悔やんでいた。
妹も、幼馴染の二人も、転向してきた先輩も、主人公の走る姿が好きだった。


僕のとなりで恋をして!


FDの主題歌。FULLの方を聞いてほしいが。


メインヒロインルートで主人公が陸上を再開し、
妹は兄に恋していたことに気づいた。

キミのとなりで恋していたのは妹だった。
恋する相手は主人公だった。


前編のED後、タイトル絵に妹が追加される。
後編で卒業後のことが語られるのは妹シナリオ
(メインヒロインルートの後なのでメインヒロインが登場しないのは流石に可愛そうだが)
EDが流れるのも妹シナリオの後。

妹のための作品だった。


でも負けヒロインは結婚できない

クリア後、エクストラにプロフィールが追加され後日談が語られる。

妹は田舎に残り、結婚できていない。
あえてそれを書くのは悲しすぎる

主人公の父親も、幼馴染を亡くしてからずっと相手を作らなかった。
祖母はそれを憂いて主人公に「早く相手見つけろ」と迫ったが…。

メインヒロインと別れてほしいと迫ったときも、
後編のEDでも、幸せはここにあると気付いた…ことになっているがイマイチ納得いかない。



だが、妹の大切さを描いた作品だし良かった。
妹が実妹で、シーンが無いのにこんなにも妹のことを大切に描いている貴重な作品。



その他雑多な感想

最後にプロフィールを見る

エクストラ→プロフィールに物語後のことが説明されている。

その後を知るのは楽しいけど、
メッセージスクロールがめんどくさかったりする。
結婚しないことは描かなくていいのでは?

幕間のメッセージなし会話

幕間の語りはメッセージウィンドウが出ない
文字読んでる最中ならボイス中でもページめくりしてしまうsgdnには嫌な演出だった。

先輩の姉は昇格しなかった

姉なのにロリ枠。
裸立ち絵はあるのにシーンがない。残念。


0 件のコメント:

コメントを投稿