11.1.26

名前をつけることで怪物になる (異形のヒグマ OSO18を創り出したもの 感想)

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異形のヒグマ OSO18を創り出したもの [ 山森 英輔 ]
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NHKには金がある

2014年から2023年にかけて北海道東部に出現したヒグマ、OSO18。
その熊を追うNHKの取材本。

放送法で守られた 自称公共放送なだけあり資金の優位性は絶対
長年にわたって取材ができる。

これはNHK出版ではないが書籍部門も有り稼ぎは十分。
出ていく金(税金)は少なく、有利に取材して有利に情報を売る。
そんなまとめ本。


異形の名付け

「熊」、山で「名」を呼んだら遭遇してしまう…みたいな言い伝えが有る。
露語では「熊」を表す単語があったが言うと遭遇してしまうので
「медведь(はちみつを食べるもの)」と呼んでいた。
次第に「熊」の単語は忘れ去られてしまったらしい。

妖怪の類も「名」をつけることで退治できたりする。

本作は逆。「OSO18」という名付けをしてしまったために独り歩きしてしまった。
足の幅が18cmということから命名されたが、熊の中では大きいらしい。

しかし、測り方が間違えただけで実際は16cmなのでは?と次第に明らかになっっていく。


気づいたら駆除されてた

  • 大きい熊だと思っていたら普通サイズ
  • 牛を傷つけて遊んでたのではなく狩れずに諦めてた
  • OSO18と聞いて見物人が増えたので怯えて逃げた
  • 熊同士の戦いで縄張りを追われる

そして普段とは違うところでNHKの知らないうちに駆除されていた。
NHKが知ったのは3週間後だった。


名付けのために幻想を植え付けられただけの熊だった。


分析はした

肉の可食部はジビエとしてもう売られていた。
骨から食性を調べられるので骨だけ掘り起こして分析することに。

NHKには金があるので「掘り起こした骨が他の熊でないと言えるのか?」「特定したところで公共性が有る情報がえられるのか?」と、行政機関では調べられなくても実施。


肉に偏った食性

分析の結果OSO18はほぼ肉しか食わなかった
だから、どうにか肉を得るために牛を襲って返り討ちにあった。

熊も肉ばかりの生活で体調を崩すのだろうか。
駆除されたとき名前の由来となった足の幅は20cmぐらいに腫れてたらしい。



熊は雑食ではあるがほとんどが草食
肉を食う機会がないだけ。肉の味を覚えると肉を食いだす

近年北海道ではエゾシカが増えている。
熊が鹿の死体に出会う件数も増える。肉の味を覚える熊が増える


鹿が増えたのは人間の都合で狼が絶滅したり、生物の狩猟規制をしたり。
様々な要因があるようで。
熊の動きも人間次第。言い方を変えると自業自得である。


熊が肉に出会わないようにすれば、被害は小規模にできたのだろうか。


熊鈴は効果があるのか?

肉の味を覚えたら人を襲って食べるようになる。
人を知らない熊なら鈴で逃げるが、知ってる熊には逆に獲物の位置を教える鈴だ

ところで、人間は鈴の音をよく聞く耳を持っているが、
熊にこの周波数は効果的なんだろうか

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