7.7.24

「崖っぷちだったアメリカ任天堂を復活させた男」を読んだ感想

 崖っぷちだったアメリカ任天堂を復活させた男

ちなみに詐欺タイトル。元のタイトルは「試合の破壊」だ。
(Disrupting the Game: From the Bronx to the Top of Nintendo)


NoA(Nintendo of Aemrica)の社長に昇り詰め、古い慣習を破壊した…
ということだと思うが、日本の担当者はこのタイトルならマーケティングで行けると勘違いしたようだ。別に任天堂は復活していない。


タイトルに「破壊」と入れるだけあって、レジーのアグレッシブなところが各所にみられる。




著者のレジーは2006年から2019年までNoAの社長を務めた。
岩ちゃんと共にWiiUのCMにも出演。


本書の原題「ブロンクスから任天堂の社長まで」の通り、任天堂に転職→社長→退職までの話が主。
別に任天堂を復活させる話ではない

岩ちゃんに仕事でも私的にも認められた話。と言ってしまえば簡単だが、そのノウハウについて語っている。自慢話と言えばそれで終わりだが。



東洋経済に本書の一部が掲載されている。
なかでもまえがき部分この本のメイン部分だと思う。つまりこの前書きさえ読めば他の部分は読まなくて良い


翻訳もあまりやる気がないのか「プレステ」「PlayStation」の表記ブレがある。
おそらくゲームに興味ある人は読まないので影響は無い。
「復活させた男」という詐欺タイトルに釣られて買うぐらいだろう。


レジーは破壊によって成功することを解いているのに、それをタイトルから削除したのは日本の翻訳家のセンスがない。
もしくは日本は前年踏襲が主なので「破壊による成功なんて書いたら誰も買ってくれない」と判断した、と好意的解釈するしかない。


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