例の本紹介を見てよんだ本。
子どもとめぐることばの世界読みたい本が無いのでランダムに出てくる本を適当に読むのがsgdnには向いている。
子供が言葉を覚える過程に関する本。
大人が言葉を覚えるときは、母国語を基準に訳を当てはめていく。
だが子供には基準になる言語がない。
子供は言語の習得が早い気もするが、何度も間違って少しずつ身につけている?
この本で主に言及しているところは、動作と対象の分化。
大人は「投げる」という言葉をボール以外にも当てはめられるが、
子供は「投げる」という言葉はボールにしか結びつかない。
「投げる」の意味は「ボールを投げる」であって、ボールから離すことが出来ない。
「車」という言葉は「乗りこむ」を意味しているので、
大人がミニカーに「車だよ」というと「乗り込め」という意味と誤解する。
だから子供はミニカーに乗り込もうとする。
みたいな話。
犬は名前を認識してないという話もあるが。
例えば犬の名前がポチとして、飼い主が「ポチ」と呼ぶと犬は来る。
しかし、犬は自分の名前を認識しているのではなく、
「ここに来い」という動作(命令)として理解している。という説を見たことがある。
目的語を取るのが難しいのだ。
モノを覚えるのは難しい。
動作を先に覚える。
という気になるような本だった。
読んでおいてsgdnは子育てする予定はないので意味はない。
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