この本が書かれたのは、アレルギー薬の2回目のやりかたがわからずデザインの重要性に気づいたから。
デザインは人を殺す。
該当の注射器は販売されなくなり、デザインの改善された商品(エピペンなど)が流通している。
これ、内容はダークパターンとほぼ同じ。
現在「ダーク」は黒人を連想させるので「ディセプティブ」というようだが。
「ダーク」の方は2024年発売の比較的新しい本。
今回読んだ「悲観的な」は2017年なので結構古い。
そう言っても、どちらも人に不親切なデザインは将来的なコストになる。
作業効率
企業のイメージ
問い合わせ対応
全て悪い方に行く。
飛行機事故のように多くの命に関わった場合は改善されるが、
そうでなければコストが積もっていく。
決定権のある人間にセンスがなければ終わり。
あらゆる分野に言えそうだ。
利用者に繰り返しレビューを取って改善するのが理想だが、
現実はそうも行かない。
デザイナが表に立つので悪いと思われがちだが、
決定者が馬鹿なせいでクソみたいなデザインになっている場合もある。
一様に責任を押し付けてはいけない。
デザイナは馬鹿な上司と戦っている…かもしれない。
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