20.11.21

逝ってしまった君へ 感想

 

声優浅野真澄(書籍のときの名義はあさのますみ)の本。

元カレの自殺話と遺品整理の話。



浅野真澄は極貧である。
正確には親のせいで極貧であった。



毒親から逃げるために弟と会社を立ち上げようとするも、
クズの子供はクズ。結局うまく行かない。

そこで親交のあった漫画家の畑先生と協力し結婚した。



そういう「浅野真澄の背景」を知らないとよくわからない文章だろう。


元カレへの愛を綴っているが、その出版を許せる畑先生は大したものである。




内容は
元カレが自殺した報を受ける
→共通の知り合いと遺書を読む
→共に遺品整理をする
→「友人の死は家族の死とは違う」

というだけの内容。
「メンヘラ女が自殺した元カレ話で稼いでいる」と言われればその通りだが。
わざわざ「自殺モノをWeb連載して炎上した」など記事を上げたりし、宣伝はうまい。

「読んだ後に涙が止まりませんでした」系の感想を言いたい人にはおすすめ。

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